ペネロペ・クルスが20歳の時に主演したスペイン映画。
フランコ独裁政権末期の刑務所を舞台に、おりの中で生まれる、女同士の友情と愛情を描いた、チョット硬派な青春獄中ドラマ。
政治犯である恋人を幇助した罪で投獄されたルシア。
政治犯であるせいか、スペインの刑務所はとても環境がよくて、よくある看守のいじめやら 不潔な感じも無く、こんなに自由でいいの？っていう位 明るい刑務所。
映画としては大して面白くもないけれど、20歳のペネロペはとても可愛くて美しい。
こういう映画は大女優の登竜門なんだろうか・・・
「17歳のカルテ」で、主演のウィノナ・ライダーを完全に食ってた アンジェリーナ・ジョリーを思い出した。
あれは精神病院の話だったけど・・・
こういう閉ざされた空間で演じられる作品は、ひと際光るものが有るのが よく分かる。
