るい

ヒーローインタビューのるいのレビュー・感想・評価

ヒーローインタビュー(1994年製作の映画)
3.3
㊗️1000レビュー🥳私も皆さんに遅ればせながら一つの区切りに到着しました!

最初は一人で黙々と書いてたレビューですが、交流が増えて、皆楽しそうな感想書いてるの見て、自分では選ばない作品を選ぶようになって、見る幅が少しひろがりました。本当に感謝しています🥰これからもよろしくお願いします。

さて、1000本目はやっぱり真田さん作品を!

スワローズの選手である轟仁太はデッドボールを受けてから思うように成績が伸びず二軍へ降格。家には子供もいるのにギャンブル三昧ときた。はたして彼に人生の逆転サヨナラホームランを打つ事ができるのか!?

真田さんがスポーツ選手を演じるって何かちょっと新鮮でしたね。フィルモグラフィ見る限りこの作品くらいじゃないかな?

この作品恋愛ものとして見ると正直かなり薄っぺらくて、低評価なのもたぶんこれ。でも、親子愛として見ると結構解像度高くて胸がジーンとした。

ダメ父親の仁太を真田さんが、気の強いおませな娘の球子を安達祐実が演じてるんだけども、演技派の二人が何とも涙を誘う。

仁太が現役もう辞めるって言った時の球子のあの顔よ。目に涙いっぱいためてもう知らないって顔するのね。仁太の1番のファンで、離婚して母親のいない球子の唯一の家族なんだもの。

仁太はガサツだから、家の中のトロフィーとか賞状とかきれいに飾ってるのはきっと球子でしょ?誕生日プレゼントも仁太のホームランボールだって喜んで飾ってて。なのに球子の為に野球辞める〜なんて言われたらムカつくやら悲しいやら感情が溢れるよね。

そういう事もあってからの、球子の為ではなく自分の為にも立ち直るぞっていう仁太が良いのよ。声を殺して泣くシーンなんて胸がぎゅっとなったし、親子二人三脚で頑張るシーンがより引き立った。そういう観点で見るとほんとなかなか良い映画でした。

真田さんはダメンズさせたらピカイチ。落ちぶれてる男からやる気を取り戻してV字回復していくギャップがたまらん。ほんとダサかっこいい役が似合う。

そして、この作品でも相変わらず脱がされてて。真田さん脱がさない監督おらんよねってくらい脱がすよね、別に脱がさなくてもなりたつシーンでも😂ほんと胸板の厚さと体格の良さは素晴らしいです。相変わらず運動神経抜群だし、今回はマジックまで披露してくれて可愛さ満点でした。

ちなみに真田さんは小さい時野球やってて、キャッチャーだったって言ってた気がする。だから、裏方の仕事も好きなんですよってねって何かのインタビューで言っててたような、また確認しよう。

関根さん出てたり、俳優陣が皆若かったり、武田鉄矢はノムさんみたいだったり、雨のシーン多いのはスワローズの傘のイメージかな?とか細かい点はとても楽しめました!ストーリーはほぼほぼトム・ハンクスとメグ・ライアンのめぐり逢えたらです。
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