ナチョス

J=P・ベルモンドの エースの中のエースのナチョスのレビュー・感想・評価

4.0
夕陽に向かって滑空するプロペラ機のバックに颯爽とした曲が流れるオープニング。

そしてプロペラ機に乗ったベルモンドが登場。

もう楽しい。

ナチス政権下のドイツで行われるオリンピックにボクシングのコーチとして現地へ向かう元戦闘機パイロットの主人公。

しかし、ユダヤ人少年との偶然の出会いから物語が大きく動く。

基本的にはナチス・ドイツを風刺するアクション・コメディ。

もちろん今の時代観的にはそぐわないナチスの描き方はあるものの、お茶目で向こう見ずなベルモンドが画面の中で躍動する姿を見るだけで楽しい。

やっぱりベルモンドって圧倒的に陽の存在で、画面にでてるだけでポジティブな絵になるのが魅力的。

バカバカしすぎるシーンも多くてめちゃめちゃ面白い。

年齢と国境を超えた男の友情物語になっているのも良かった!
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