1936年 アメリカ🇺🇸
アイルランド系のジョン・フォード監督が描くスコットランドとイングランドの歴史物
本作もまた監督のイメージを覆してくれた、素晴らしい作品でした
物語は16世紀、スコットランド女王メアリーがフランスから祖国スコットランドへ戻ったところから始まり、その最期まで描かれます
彼女の帰国でビビるエリザベス1世
プロテスタントとカトリックの宗教問題
ダーンリー卿との再婚、離婚
ボスウェル伯との関係などなどなど…
これを上手く2時間で納めているので凄い!
女性としてのメアリーもまた美しく撮っていて、演じたキャサリン・ヘプバーンが大変綺麗でした
ほぼ恋愛物語のようなアングルだったし♡
フォード監督は本作をきっかけに彼女と恋仲になったそうで…納得ですね
『ふたりの女王メアリーとエリザベス』と比べるとこちらのエリザベスは全くの脇役
若干メロドラマ風でしたが自分はとても満足でした