囚人13号

狂乱のアメリカの囚人13号のレビュー・感想・評価

狂乱のアメリカ(1932年製作の映画)
4.0
大恐慌渦でも常に自己犠牲に徹するキャプラ映画の主人公はちょっと闇深く感じちゃう。窓口に押しかける預金者どもの波をかき分け進んでいく支援者を捉えた俯瞰はさながら十戒で、善意の波が波及していく様も前半で噂が伝染していくモンタージュの変奏となっている
囚人13号

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