なんかweird but wholesome って感じで、全然映画としては面白くなかったんだけど凄い好きだった!!!

1980年に撮られた女性監督による映画で、監督自身も主人公の姉役で出ていた。彼女の唯一の監督作らしい。まさにイタリアンアメリカン！と言う感じの感情の起伏演技がたくさんだった。

あらすじとしては、Domというぽっちゃりの中年男性が、親戚の死をきっかけにダイエットを決意するも大苦戦、しかしそんななか運命の女性に出会い…という感じ。

もうほんと食べ物の映像が最高すぎ、鍋いっぱいのトマトソースのモッタリ感…食べたい…ウゥウ

カメラもほぼ手持ちだし、小道具がめちゃ可愛いわけでもお金がかかってるわけでもなさそうで、話自体もほとんどドラマチックな部分がない。ただ食べすぎちゃう話。
でも食べすぎてしまったときの自己嫌悪や、どうしようもない欲求と後悔、共感するところは皆あるんじゃないでしょうか。

ほんとに間とかセリフが絶妙で…爆笑じゃないんだけどずっとクスクスしながら見てしまうというか…そしてドムがただただ愛らしく描かれていてほっこりしちゃうというか…。
なんか良かったです。

ドムの作ったラザニア食べたいなあ…。