全体的に大きな動きがあるわけではなく、内容自体は今の時代普通に起こり得ることなのだけれど不思議なカメラワークや独特のカット法がこれらの出来事を「異端な出来事」に錯覚させていて不思議な作品だった。
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いくつかのレビューでシャンタル・アケルマンに近いものを感じるみたいなコメントを見て、鑑賞。
たしかにモチーフはアケルマンと似ていたが、どちらかというと、ふいに固定された配置の俳優の演技シーンで、エリ…
表題の「左利きの女」の意味が最後までわかりませんでした。
女性が子供を抱えて生きていくことの難しさとそれと反対に自由を勝ち得ていく様を映し出しているのだろうか?
一方で子供の扱いに困った様子見見られ…
「MUGO・ん…色っぽい」/詞中島みゆき、じゃないけれど、/言えないのよ 言えないのよ 言いたいことならどれくらいあるかわからなくあふれてる/ ・・・・・、ヒロインは画面の中でしばらく無言。/心はお…
>>続きを読む5/6:新宿武蔵野館
[Screen]#1
観賞記録:2023-188(12か月のシネマ・リレー10/12)
シャルタン・アルケマン作品のようなドキュメンタリーちっくな創り。
前日のそれでも私やパリ…
とっても空間と時間に余白がたっぷりな映画。
静的に場所、モノが映し出される。
やんわりと言いたいことがわかるようなわからないような。時々クスッと吹き出してしまうシュールなユーモアもあって。
会話に…
2021 #16
あまりハマらなかった…
突拍子のなさに「??」となってしまった。
マリアンヌの夫に対しての嫌悪感が終始消えなかったけど、少なからず自分を含めた男性像というものを表現していると思…
2018年にノーベル文学賞を受賞したハントケ監督の作品。さすがヴェンダース一派の作品。女性の社会への復帰は、どの時代でも難しいことはわかりました。社会が難しくしてるのもあるかもですが、自分自身と環境…
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