このレビューはネタバレを含みます
1977年制作とは思えないほど、主人公のファッションやインテリアが色褪せない、それでいてシンプルかつセンスの良さに見とれました。
一番素敵だったのは、主人公の元勤務先の社長らしきダンディーなおじさ…
これは好きだな。ロビー・ミュラーの撮影が何をおいても好く、それだけでずっと観ていられる。ほとんど固定で長くはないショットを訥々とつないでいく。写真集を眺めるような次の頁をめくるような愉しさがある。ぎ…
>>続きを読むノーベル文学賞受賞作家ペーター・ハントケの自身の同名小説の映画化。
ハントケの盟友ヴィム・ヴェンダースが製作を務め、ハントケが初監督するのを一緒に取り組んだ作品。
ヴェンダースが手伝ったのがよ〜く…
The Left-Handed Woman
子供とシャンパン乾杯シーンいい
その後部屋紹介パンショットボイスオーバー、黄色のお花
動く歩道、婦人ツインズやばい
キッズ二人の怒らない喧嘩…
夫が他国への出張から帰ってきて、夫婦は息子を家に残して、ホテルのレストランで食事し、そのまま部屋をとり、一晩を過ごす。翌朝、歩きながら妻が夫に「あなたは私を捨てるでしょう。私を1人にして欲しい。」と…
>>続きを読む3本くらい映画を観たような感覚。
長いし、いつ終わってもいいような気もするし、体調が悪ければ寝てたと思う。
序盤は分からなかったが、中盤に行くにつれて夫がかなり有害な男性性を見せてくる。「生ゴム靴…
4Kレストア版
めちゃくちゃ良い。フェミニズム文脈からも重要な作品な気がする。
マリアンネががんじがらめで生きてきたことを言葉や説明的な音楽でなく映像のみで淡々と示す。カメラ移動も極力廃し画角を…
小津安二郎のポスターが飾ってあった。
はじまりと終わりのメッセージのような
セリフ
今ここにいるのに
“ふさわしい場所がないなどと
嘆くべきではない”
それから夜誰かを思いながら眠れるように
昼…
彼女の孤独がじんじんと、しもやけみたいに痛かった。あの刹那の記憶は遠くに見えたたき火と終わりのないような並木道。言葉にできない色の空。
ときたま目に写る他人の陰鬱が、わたしのこころを慰める。孤独の共…