薄荷

左利きの女の薄荷のレビュー・感想・評価

左利きの女(1977年製作の映画)
3.0
いくつかのレビューでシャンタル・アケルマンに近いものを感じるみたいなコメントを見て、鑑賞。
たしかにモチーフはアケルマンと似ていたが、どちらかというと、ふいに固定された配置の俳優の演技シーンで、エリック・ロメールの映画を思い出した。

「お母さんは幸せだったことがない」という鋭い子どものセリフ
終始視点の定まらない主人公
美しい空
とても長い3月
あっと言う間に過ぎていく4月
街全体が息づいてきた5月

もう一度、また何年か後に観たい。
薄荷

薄荷