あんり

左利きの女のあんりのレビュー・感想・評価

左利きの女(1977年製作の映画)
3.5
シネマリレー11週に預かって見に行ってみた。
めちゃくちゃ綺麗な映像だった
ほんま、絵を見ている感じがすごくした。ズームインもアウトもなし、カメラは基本固定。移動する時は手持ちカメラでゆっくりなるべく手ブレさせないように頑張ってる感が垣間見えて、なんとなく愛しさを感じた🤣

雑にあらすじを紹介するなら、
これまで自分の人生で「自分」を生きたことのない主人公が思い切って一歩を踏み出す。
だけど思ったよりやりたいことは進められない。
最終的にはこれも人生、頑張ろ!って孤独や困難を受け入れていくっていうありきたりな話。
だけどそこはヨーロッパ映画、アメリカ的なナラティブに満ち溢れた姦しさが一切なく、まー話が難しいのなんのって。
とにかく見せたいシーンだけ切り貼りして作りましたって感じも否めなくて、まさに美しさだけで乗り切った感はあった。笑

けどやっぱ映画館で見た分、迫力も映像美も桁違いだったし、見てて飽きなかったなー。

あとブルーノガンツ、若すぎてびびった🤣🤣
あんり

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