あーちゃん

ベイブ/都会へ行くのあーちゃんのレビュー・感想・評価

ベイブ/都会へ行く(1998年製作の映画)
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骨盤骨折入院21作目
"事故は、もしこうでなかったらという不運が招くもの"というナレーションから始まる今作
前作を観てから一年以上経過しておりベイブが受ける仕打ちって冗談みたいに理不尽で残酷なものばかりだってことを忘れてしまっていたのと、劇中に仕掛けられたトラブルピタゴラスイッチの数々も全く笑えない地獄みたいな惨劇続きで普通に傷付いてしまった
世の中には心の底から意地悪で不親切なひとなんか呆れるくらい存在していること、自分の力では防ぎようのない最悪なトラブルに巻き込まれる可能性だって大いにあるということ、他人に優しくできるひとが救われることなんて何十回に一回程度であることなど、人生とは得てして冷たく険しいものなのだと改めて思い知らされ、いくら心根が温かくピュアなベイブがひたむきに奮闘しようとも、ほんの少し憂鬱な気持ちのまま夜をやり過ごすハメになってしまった