浅野公喜

アイドル・ハンズの浅野公喜のレビュー・感想・評価

アイドル・ハンズ(1999年製作の映画)
3.4
片手が意志を持って殺人を繰り返す少年漫画みたいなティーンコメディホラー。少しスタイリッシュで一見シリアスっぽい映像は90年代後半らしいかも。

手そのものが独立して動く様は「死霊のはらわた」シリーズみたいで電子レンジに入ったり鉛筆削りで指先を尖らせたりぬいぐるみ被ったりします。直接的な描写は期待した程そこまで多くは無いのですが、針が耳と耳を貫通したり首吊り状態で回転するプロペラに巻き込まれたり車の上に縛り付けられ上昇するリフトで天井と車の間に挟まれ圧死されそうになったりと「ソウ」シリーズ風の殺され方が用意され、そこそこ楽しめます。

仮装パーティーではオフスプリングが登場し、劇中にはランシドにゼブラヘッド、ロブ・ゾンビやモトリー・クルーといったパンクやハードロック勢の楽曲が多く使用されています。
浅野公喜

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