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ソー・スウィート、ソー・デッドのHKのレビュー・感想・評価

2.8
人妻連続殺人事件発生!その現場には、必ず被害者の浮気現場を隠し撮りした写真が残されていた。担当するファーリー・グレンジャーの刑事は妻のシルヴァ・コシナ(大好き)に相談するが、彼女はどこか上の空だ。「次はお前のヨメハンを殺すからな」グレンジャーの元に犯人と思しき人物からそのような電話が。笑って返すグレンジャー。「お前な、名刑事の俺が担当してるからって不貞の妻殺しで貫けよ」「・・・」熟女好きが泣いて喜ぶ熟女しか出ないこのジャッロはアメリカでは一部モノホンが付け加えられてポルノ映画として公開されたのだが、見所はそういうとこだけじゃない。前衛ジャズミュージシャン、ジョルジオ・ガスリーニによる纏わり付くようなスコアが最高で、映画はジャッロから一気にノワール・ジャンルへと没入してグレンジャーは途方に暮れるしかないのだった。あるいは『サスペリア2』(75)のガスリーニ起用は、これがあったからでは?
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