「右翼版・連合赤軍事件」として知られる「スパイ粛清事件」(1982)の主犯であり作家として活動した見沢知廉の実像を追うドキュメンタリー。監督は「昭和天皇コラージュ事件」で知られる美術家・大浦信行。
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最後まで観て飽きなかったものの、全体として何となく空疎で凡俗な印象が付きまとった。まあ、この国全体――特にこの世代だ、俺には分かる――が空疎で凡俗なのだから当然の帰結である。しかしながら、こういう雰…
>>続きを読む◾️一言で言うと
貴重な映画
◾️もう少し詳しく言うと
大学生の頃に夢中で読んだ小説家、見沢知廉にせまった映画
思想的、政治的な共感ではなく、小説家としての熱量に圧倒されて読んでました。で、影響も…
アマゾン・プライム。
自殺した作家の生前を知るひとたちへのインタビュー集。ひとつひとつのインタビューは見ごたえのあり、テレビのドキュメンタリー風に構成すればそれなりの映画ができたと思われる。架空の妹…
観てよかったな。と言ってもドキュメンタリーとしておもしろかったとか言うことではなく、自分の疑問に答えをくれたところがあったという意味で。
見沢知廉というと暴走族→新左翼(三里塚闘争参加)→新右翼(…
大学の時に見沢知廉の著作を読んで、えらく面白かった記憶はあるが、その主張がなんだったのかは全く記憶に無い。
本作冒頭に一水会の鈴木邦男が語るように、そのコミカルな表現にユーモアとインテリジェンスのバ…
【監督の工夫がアダ】
自殺した作家・見沢知廉を扱ったドキュメンタリーです。
見沢は名前しか知らず、作品は読んでいません。最初はちょっと退屈しながら見ていたのですが、少しずつ面白くなっていきました…