このレビューはネタバレを含みます
ポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)はオリヴィア(レスリー=アン・ダウン)と婚約しその娘チェルシー(エリカ・フェアフィールド)と幸せな生活を送っていた。だがオリヴィアの元夫、マフィアのトミー・オシェイ(マイケル・パークス)の執拗な攻撃が始まる。
警察と検察は相変わらず無能。婚約者はしっかり死ぬし義理の娘はしっかりさらわれる。「悪い奴を用意したのでポール・カージーさんやっちゃってください」と言わんばかりのお膳立て。ただ、シリーズの中で一番地味な作品かなと思う。その分殺し方が青酸カリ、ラジコンサッカーボール、酸のプールとおもしろい。
トミー・オシェイはマフィアのボスでアイルランド系だけど部下はイタリア系。映画に出てくるマフィアってロシア系、中国系等ほとんどが同一民族なので変な感じ。「ゴッドファーザー」のトム・ヘイゲンのようにイタリア系の中にドイツ系がいる場合もあるけど。
【名セリフ】
“Guns make you nervous?”
“Guns have their uses. Idiots with guns make me nervous.”
“銃が怖いのか?”
“銃の使い手による。馬鹿が銃を持つと怖い。”