博士が事故で死んだ家族を蘇らせるために血清の 開発をするんだが血清を与えられた者は人肉を喰らう獰猛なゾンビになってしまう･･･というゾンビ映画にはよくあるストーリー・設定なのだが、 カメラワークや映像がかなりチープ。 そのチープさが逆にスプラッターシーンの生々し さを際立てる結果にもなっている。 血みどろ度はかなりのものでかなり汚らしい描写が多いので注意。 ストーリーは突っ込みどころ満載でラストのドン デン返しも安っぽい。
にしてもなんて映画だ･･･。 脚本も構成も映像も最低な超駄作映画なのに吹き替えひとつでこんなにも爆笑できたのは久しぶりだよ。 やっぱりJVDは裏切らないね。
ストーリーすら変えてしまうデタラメ吹き替えの数々に笑うしかない。 内臓も喋るし、死んだカエルも喋る。 ホラーのコーナーよりコメディの棚に置いてほし い一作。
エンドロールに至っては爆笑必須である。 声優全員が"ゾンビ音頭"を歌いだし、それぞれの 登場人物のお下劣自己紹介が繰り広げられる。
ストレスが溜まって憂鬱だという方は是非この作品で抱腹絶倒してほしい。
