のんchan

ブエノスアイレス 摂氏零度ののんchanのレビュー・感想・評価

3.6
ウォン・カーウァイ監督の『ブエノスアイレス』を鑑賞したのは、自分がブエノスアイレスで2006年〜2007年に暮らし、帰国して2年後の鑑賞だった。その為、想い出や思い入れもあって中々好印象を持った記憶。

この作品は、当時のメイキングを含んだドキュメンタリー❗️
その為、作品や監督、俳優たちに興味があるかどうかで全然面白みも変わるだろう。この作品だけ観ても何も面白くはないでしょう。

ただ、当時の暴露話になっていて、トニー・レオンは「同性愛者役はできない」と一旦出演を辞退したのを、内容を書き改めて新企画でやるとのことで了承させたのに、現地に着いたらまた話がどんでん返しとなっていたり、撮影期間が伸びた為、レスリー・チャンはコンサートツアーの為に香港に一時帰国したりで、監督との関係も上手く行かなかったよう。
とにかく撮影が予定通りに上手く進まなかったことを明らかにしている。
トニー・レオンを含めスタッフたちがホームシックにかかっていたこと。監督は全く筆が進まず、ブエノスアイレスにいるのに、何をどう撮るのかすら決まっていなかったって😲(ブエノスアイレスに失礼だと感じたわ😏)

そんな話を、当時のスタッフが現地へ赴き思い出話として語っている。


1996年のブエノスアイレスは私のいた10年前なので、やはり古臭いな〜🤔
港町ボカ(アルゼンチンタンゴが発祥した場所)は懐かしかった💗
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