こぅ

マッド・アイ/悪魔のホスピタルのこぅのレビュー・感想・評価

3.7
別の意味で、
「決して1人では観ないで下さい」のパーティームービー。

リチャード・フリードマン監督による、80年代の【サイコ・
スプラッター】。


解剖手術室に運ばれたミッチ(マイケル・ロージェン)。
雑に手術を始めた解剖医2人は、ミッチに殺される。 
男は死んではおらず、生きたまま解剖されようとしていたの
だ。 それから10年が経ち、廃墟となった病院にピクニック
に来た若者達が、謎の殺人鬼により一人、又一人と惨殺されて
いく…。


アヴァンタイトルのミッチとジュディの交通事故からツッコミ
を入れたいツッコミどころ満載作品だ。

まだ生きていたミッチは、死んだと勘違いされて、2人の
検視官に解剖のメスで切りつけ殺害。
ミッチの事故で爛れた顔は、特殊メイクではなく、明らかに
マスクを被っている感(ジャケ写参照)。

死んだと勘違いされ、生きたまま解剖された恨みという
よりも、彼女のジュディを助けられなかった恨みという印象。

廃病院で、先に3人のパンク女子が、練習をしていた。
この演奏がまた何とも言えない酷い演出。
そこへ5人の若者がやってくる。
その内の1人の黒人とパンク女子の1人の黒人同士が一目
惚れ。
スローモーションによる、妄想で草原を駆けて抱き合うという
可笑しな演出が挿入される。
また、廃病院に住み着いたミッチが、TVでクラシック映画を
観ていて、その映像が途中何度も挿入される。

ゴスロリパンク女子のリーダー的存在のむっちりティナ
(ルース・コリンズ)が魅力的で、変なわざとらしい高笑いと
無駄に 巨乳 を披露する。
また、若者5人中の1人、水着のキキ(パッティ・マレン)
が美人で、終始ビキニ(見事なプロポーション)でいるという
のもサービスポイント⁈(エロも欲しかった〜)。

1人また1人と殺人鬼の血祭りに、、
肝心のグロゴアは、バリエーションが有り、メイクも意外に
頑張っているのが見どころだ‼︎
◯◯強酸漬け、
電動丸ノコで◯切り、
◯の指チョッキン、、

この手の作品は、主人公(主役)が誰なのか⁈が微妙
だが、終盤には判明する(生き残り)。

一応、軽い オチ は用意されていた。


ジ・エンドの締めはセンス良し。

観捨て出来ないロクデナシ作品。
こぅ

こぅ