花とみつばち

春の鐘の花とみつばちのレビュー・感想・評価

春の鐘(1985年製作の映画)
3.0
ラブストーリーが好きなので何とか観れたけれど、2 時間以上と長い。
奈良が舞台、美術館の館長である北大路欣也に夢中になる古手川祐子。この二人は奈良の仏像や古美術を活かして古風に描かれている。だけど妻である三田佳子の背景等が 80 年代の流行を取り入れ過ぎててバランスが悪く違和感がある。
一組の夫婦が離婚はしないが仲は壊れている。そこに若い女性が入り込み綺麗に描かれてはいるが、男女の紆余曲折がダラダラとやたらと長い。
北大路欣也のキャラ、古手川祐子のヌードとひたむきさ、三田佳子の未練と何だかすべて色気があり過ぎて引いてしまう。
これだけ豪華な出演者の中で、一瞬出てくる白川和子が一番あっさりしていて良かった!
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