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6+ シックス・プラスのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

6+ シックス・プラス(2006年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

2022/10/16鑑賞。42点。
初めて見た時は意味の分からない映画だったが、久々に見たら普通に見れるレベルの映画だった。

〈あらすじ・ネタバレあり〉
幼なじみ6人が、共通の友人であるブラックス・ヤングの死をきっかけに20年ぶりに集まる。
葬儀を終えてブラックスの家に着くと、6人に向けて手紙が用意されていた。

その手紙には地図が記されており、その場所に行ってほしいと書かれていた。そして、「1人では戦えない」という文で締めくくられていた。

6人がその場所に向かうと、そこは廃墟と化した孤児院だった。実は、6人とブラックスはこの孤児院で育った仲であり、自分達の幼い頃の写真が今もまだ残っていた。
廃墟の中で木箱に入った白骨死体を見つけた6人は、気味が悪くなってすぐにでも帰ろうと車を走らせる。

だが、いくら来た道を戻っても同じ道をぐるぐる回ってるだけ。
6人は地元民らしき女の子に道案内を頼もうと追いかける。女の子を見失ってしまうが、導かれるようにして一軒の大きな廃墟化した施設に入る6人。
奥に進んで行くと、施設の中は窓もなく、いつのまにか閉じ込められていた。

初めて来た場所にもかかわらず、何がどこにあるのかなんとなく分かったり、たくさんの子どもたちの写真が貼っている部屋があったりと不気味なことが続く。その中には自分達の写真もあった。
そして、この施設は子どもを対象とした実験施設だったと分かり、自分たちを被験者とした実験のカルテもあった。

そんな中、1人また1人と不審死が相次ぐ。

まだ生きている3人は、同じ実験を受けていたカレンという少女を思い出す。
ブラックスとカレンを含めた8人はクレイジー8という仲良しだった。8人は協力して施設から脱走する計画を練るが、足の不自由なカレンが捕まることを危惧し、先に7人で逃げた後助けを呼ぶことにした。カレンを木箱の中に隠して脱走を成功させた7人だったが、助けに戻らなかったためにカレンは死亡。
自分たちが先程見つけた木箱の中の死体は、カレンだった。そして今、悪霊となったカレンは自分を見捨てた7人に復讐していた。

最初にカレンを思い出したブラックスが死に、他の6人もカレンを思い出したことにより、彼女に殺される・・・というオチ。
※つまり、カレンのことを思い出さなければ死ぬことはなかった。
ブラックスの手紙にあった「1人では戦えない」という文章は、【カレンを思い出したときには、彼女に結びつく全てのアイテムを燃やさない限り、生き残ることはできない】という暗喩だったらしい。
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