第二次世界大戦前に東京で働いていたアメリカ人記者がタナカ文書をめぐる陰謀に巻き込まれるお話です。記者はジェームズ・ギャグニー。米中ハーフ設定のヒロインはシルヴィア・シドニーが演じています。タナカ首相もトージョー陸軍大佐も演じているのは日本人ではありませんでした。米中ハーフのヒロインが日本人女性の立場を心配してくれる場面はちょっと胸が熱くなりました。選挙権もまともになかったですしね。セットや室内の様子が素敵だなと思いながら観ていたので後からアカデミー室内装置賞を受賞しているのを知りなんだか嬉しくなりました。