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東京スパイ大作戦のlemmonのレビュー・感想・評価

東京スパイ大作戦(1945年製作の映画)
3.4
国民の怒りが国内に向かないように国外のデマを風潮するって、、、昔から変わらないのね。近隣のお国は。


舞台は東京。
日本担当のジャーナリストと、中国人とのハーフの西洋人が、日本国内の陰謀に巻き込まれる。ま、きっかけはジャーナリストが作ったところもあるから致し方なしか。

西洋人が日本人を演じているが、他のこの頃の作品に比べると外見はかなり寄せてきているように思った。妙に甲高い声で喋る日本語はご愛嬌。
アクションシーンは日本への敬意も込めてか柔道🥋も絡めて魅せる(嬉しいがそのせいで少しもたつく)。
キャグニーの柔道着姿や柔道は嬉しくなった。西洋人にしては手足が短く可愛らしいところもあり柔よく剛を制すってあたりが似合ってるかも😆。


それにして本作、中国人とのハーフを演じたシルヴィアシドニーが抜群の存在感。もともと「可憐」と言う言葉が似合う可愛らしい女優のイメージだったが、こういった謎めいた役もいけますな😆🥰。


親友の妻が殺されるあたり以降の前半のサスペンス要素の緊張感が一切ないのが少し残念。
クライマックスに向けてはキャグニーお得意所のギャング映画風味で見ものでした😊。
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