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チャーリーのhideharuのレビュー・感想・評価

チャーリー(1992年製作の映画)
2.3
2021.12.05レンタルDVDで再見。
日本公開時には映画館で鑑賞済み。
本作の公開されていた頃がロバートダウニーJrの麻薬中毒で1番酷かった時期だったと思います。コメディセンスのある若手として頭角をメキメキと表して多分トップクラスだったと思います。がしかし本作後はしばらく低迷期が続き「アイアンマン」で本格的に復帰という感じでしたね。
しかしチャップリンを演じられる俳優はやはり彼しかないでしょう。何となく面持ちも似ているし、それをコメディセンスが支えてる。

それはさておき公開前から話題になっていましたがとにかく豪華キャストの共演で当時の話題の俳優がたくさん出ていますね。しかし殆どがチョイ役なので共演と言えないかもしれない。大体が20〜30年代にハリウッドで活躍していた俳優やチャップリンの共演者たちを演じるために出てきています。

はっきり言って彼の人生の上っ面だけを彼の出会った人たちとの絡みと合わせて見せているだけの映画なので退屈で仕方がないです。

もっとチャップリンの女癖の悪さ、新聞王ハーストの愛人に手を出したとか、また彼はロリコンとして有名で幼女に卑猥な事させてたというスキャンダラスな面もあるのでその辺も描いてくれてたら楽しめる映画になったのでないかな。人々を笑わせていたその裏側の顔もあってこその人間だと思うので。まあそこまで描いてたらR18指定になってしまうかもしれないね。笑

とにかくこれだけの俳優が出ていて、伝説的なサイレントの喜劇役者の人生を描いた映画でアカデミー賞にも何部門かでノミネートされているのに今では殆ど話題にする人もないような映画です。

これがジョーンクロフォードの半生を描いた「愛と憎しみの伝説」くらいハッチャケていたらある種のカルト映画になっていたかも。

テレビを見ながらレビューを書いてたら支離滅裂になってしまいました。
本当に退屈な映画です。日本も出資していたみたいですね。
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