砂漠

チャーリーの砂漠のレビュー・感想・評価

チャーリー(1992年製作の映画)
4.0
もろに“時代”を受けて生きた人物なんだと感じた。
喜劇の舞台に立ってわずか一年でアメリカに呼ばれるほどの才能、時代がトーキーに変わっていく瞬間の想いと葛藤、ヘティとの別れと後々知る真実。
「時代を変えられなかった。ただ、笑わせた。それで十分だ。」のあたりの語りは何度でも文章で読み直したい。
アカデミー賞の壇上のシーンはくるものがあった。

浮浪者、喜劇王、UAの創設者、女たらし、
想像以上に壮絶な過去と人間関係があって、とても人間味があって、愛すべき男だった。
チャーリーの作品も観ながらこの作品も何度も見返そうと思う。
砂漠

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