A

71フラグメンツのAのレビュー・感想・評価

71フラグメンツ(1994年製作の映画)
5.0
コミュニケーションの不可能性。

人は他者を捉えるのにわずかしかみず、断片からしか理解できず。わずかしか理解出来ない。

答えはない。

人がなぜそう行動するのか?
そこを興味深く捉えるハネケが
人とのコミュニケーション不全による感情の無さを淡々と描くことで人間の暴力を際立たせる。

芸術のない人生なんて想像出来ないというハネケが、私の人生にも芸術を与えてくれる。
A

A