「人は13秒以上同じ映像を見ることを苦痛に感じる」とどこかの誰かさんが言っていたが、ハネケ監督の作品はその点で言えば拷問級である
取り留めもない会話や行動、これらをただ眺めることが出来ないから、人は…
いかにもハネケらしい作品。
断片的な映像、示唆的な表現、セリフの少なさなど。長回しや何のことない会話から、監督が何を伝えようとしているのか。じっくりとラストに向かっていきます。
監督のファンなら好き…
銀行での銃乱射事件に至るまでの加害者、被害者らの日常を断片的に切りとった作品。
たいした物語性はないくせに主要登場人物たちのその断片をもっと深く覗きこみたくなるのは、やはりハネケ監督の手腕によるもの…
とんでもない事件も、日常のちょっとしたはずみで、蓄積されたストレスの破裂。加害者だけの断片じゃなく、被害者の断片も混ぜこぜにしてるのは、誰が加害者になってもおかしくないってことを言いたかったのかなー…
>>続きを読むウィーンで実際にあった19歳の青年による銃乱射事件をもとにつくられた作品。その悲惨な事実に向かっていく構成で様々な人の日常が断片的に淡々と流れていく。
印象的な卓球のシーンは機械から出てきた球をた…
フラグメンツ=断片。相変わらず長回しが多く、お祖父ちゃんが娘に電話で嫌味を言い続ける1カットはなんと10分。71の断片のシャワーを浴び続け、ラストはマイケルジャクソンの虐待疑惑ニュース映像。。あれは…
>>続きを読む