mingo

海ッ子山ッ子のmingoのレビュー・感想・評価

海ッ子山ッ子(1959年製作の映画)
3.8
海を切り裂くワンちゃんテツがでら可愛い!もれなく鳩さんもポッポーっ!
伊豆半島の小さな町を舞台に磯っ子(泣き虫のゴリラくん)と山っこ(クセが悪い鳩を抱える京助くん)の両集落の因襲的な対立を少年たちの友情によって和解していく心あたたまる物語。 なんてことない話だが清水宏や小津映画には無い木村荘十二ならではの溌剌とした子供の捉え方(未来につながる子らは大傑作)に好感が持てる。
前年の「ビルマの竪琴」に続いてベネチア国際映画祭サンジョルジュ賞受賞作。2003年のYIDFFでも上映している。荘十二の再評価が進めば良いなあ
mingo

mingo