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銭形平次のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

銭形平次(1967年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これを観たら仮面ライダーも故緑川博士の娘ルリ子と本郷が結ばれ。ずっと毎週イチャイチャってな世界線が有り得それはそれで面白かろうと思えたりする。ロボット刑事っぽいホームドラマ寄りな仮面ライダーね。さて本作やっぱりテレビシリーズ同様。江戸の街の魅力がパンパンに詰まってた。多様性に溢れた都市論的民俗学的な魅力。極楽河岸なんてのはライン地帯シリーズを思わせるし内田朝雄の件は網走番外地を思わせる。つまり地理的には狭い中なんだけどまるで日本全体を舞台にしたようなスケール感。脚本だけではなくセットからも伝わってくる劇場版ならでは。あと河野秋武大友柳太朗と平次の二人の恩師までは描かれていたが肝心の実父が描かれていない。投銭術を教えたとあるが。もしかしたら忍者出の岡っ引きだったのでは。だから若い平次との確執もあったのでは。ライダーマン結城におけるデストロン首領のように。忍者としての出自を受け入れられた平次はまるで改造人間を受け入れた本郷のようにヒロイック。
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