ヨダセアSeaYoda

黒猫の棲む館のヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

黒猫の棲む館(1964年製作の映画)
3.7
"青ざめ、冷たく、しかし生気に満ちている…これこそ彼女が渇望した命…恐ろしいものよ…(Pale and cold and…yet, so much life. It was her longing for life…only for life, that haunts me.)"

"彼を解放できるのは彼女だけさ。だが彼女はもうこの世にいない。(Only she can release him, and she's dead.)"

※字幕がなかったため意訳


【STORY】
 妻ライジェアを失った男は、半ばその事実を受け入れられない状態のままロウィーナに近づく。
 ロウィーナを苦しめる悪夢と黒猫。何が現実で何が幻想なのか分からず、人々は追い詰められていく…


【一言まとめ】
●ミステリアスな王道お屋敷ホラー!
●ワクワク度もゾクゾク度も右肩上がり!
●暑く熱い、狂気のクライマックスが印象的


【感想】
《黒猫映画3貫》3貫目

 エジプシャンなアイテムや遺跡チックな建物の造形が、黒猫や呪いといった要素をミステリアスに引き立てる王道お屋敷ホラー!

 不吉な出来事や悪夢が不安を積み重ねていく系って、右肩上がりにワクワク度も上がっていくから良いですよね!


 狂気と幻想と燃え上がる炎に包まれた、地獄のクライマックスが印象的です🔥
 エドガー・アラン・ポーの原作も読んでみたくなりました。

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観た回数:1回
直近の鑑賞:動画配信サービス(20.11.15)
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