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黒猫の棲む館のRIOのレビュー・感想・評価

黒猫の棲む館(1964年製作の映画)
3.8
恐怖と呪いの絆で結ばれた

石の館の鐘が鳴り命の危険を知らせてる
これこそアイルランドの古城の雰囲気
初めて訪れて奇妙な物しか見なかった館に住むなんて
使用人がいたって燭台にはしっかりゴシックにクモの巣がかかってた
どんなに心臓が強いロウィナでも起きたら死んだ狐の死骸がとか悪夢に襲われる絶叫の毎日

愛するフェルに掛けられた催眠術が強烈なのか
夢で見たことがdéjà vuで起きたり
広い館にいつでも1人で誰かに睨まれている
結構黒猫の鳴き声が1番怖さを誘います

エドガー・アラン・ポーのタフな原作にロジャー・コーマン監督の迫力の演出
じゃんじゃん燃えてる

亡き妻リギアの魂が彷徨ってる
黒猫とロウィナ対決から黒猫とフェル対決に変わるのが面白い
—— 愛が憎悪に変わる時
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