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黒猫の棲む館
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『黒猫の棲む館』に投稿された感想・評価

"青ざめ、冷たく、しかし生気に満ちている…これこそ彼女が渇望した命…恐ろしいものよ…(Pale and cold and…yet, so much life. It was her longing for life…only for life, that haunts me.)"

"彼を解放できるのは彼女だけさ。だが彼女はもうこの世にいない。(Only she can release him, and she's dead.)"

※字幕がなかったため意訳


【STORY】
 妻ライジェアを失った男は、半ばその事実を受け入れられない状態のままロウィーナに近づく。
 ロウィーナを苦しめる悪夢と黒猫。何が現実で何が幻想なのか分からず、人々は追い詰められていく…


【一言まとめ】
●ミステリアスな王道お屋敷ホラー!
●ワクワク度もゾクゾク度も右肩上がり!
●暑く熱い、狂気のクライマックスが印象的


【感想】
《黒猫映画3貫》3貫目

 エジプシャンなアイテムや遺跡チックな建物の造形が、黒猫や呪いといった要素をミステリアスに引き立てる王道お屋敷ホラー!

 不吉な出来事や悪夢が不安を積み重ねていく系って、右肩上がりにワクワク度も上がっていくから良いですよね!


 狂気と幻想と燃え上がる炎に包まれた、地獄のクライマックスが印象的です🔥
 エドガー・アラン・ポーの原作も読んでみたくなりました。

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観た回数:1回
直近の鑑賞:動画配信サービス(20.11.15)
RIO

RIOの感想・評価

3.8
恐怖と呪いの絆で結ばれた

石の館の鐘が鳴り命の危険を知らせてる
これこそアイルランドの古城の雰囲気
初めて訪れて奇妙な物しか見なかった館に住むなんて
使用人がいたって燭台にはしっかりゴシックにクモの巣がかかってた
どんなに心臓が強いロウィナでも起きたら死んだ狐の死骸がとか悪夢に襲われる絶叫の毎日

愛するフェルに掛けられた催眠術が強烈なのか
夢で見たことがdéjà vuで起きたり
広い館にいつでも1人で誰かに睨まれている
結構黒猫の鳴き声が1番怖さを誘います

エドガー・アラン・ポーのタフな原作にロジャー・コーマン監督の迫力の演出
じゃんじゃん燃えてる

亡き妻リギアの魂が彷徨ってる
黒猫とロウィナ対決から黒猫とフェル対決に変わるのが面白い
—— 愛が憎悪に変わる時
ロジャー・コーマン監督が自身の手掛けたポー原作怪奇映画シリーズ全8作の中で最も気に入っているという最終作。原作はポーの「ライジーア」。

ヴァードン(ヴィンセント・プライス)の最愛の妻ライジーアは「人は天使にも死神にも屈することはない」との言葉を残して病死。残された彼は廃墟となった修道院で世を避けて暮らしていた。それがある日、庭先で出会った快活なロウィナに亡き妻の面影を見て、やがて二人は結婚することに。新たな生活が始まるが、ロウィナはヴァードンが夜毎に姿を消すことに気づく。。。

イギリスの立派な修道院やストーンヘンジ遺跡など外ロケを多用し、室内の美術衣装も耽美で、ゴシックホラーの雰囲気はたっぷり。

なのだが、終盤の描写が超自然現象なのか主人公の妄想なのかが判然としない作りで、非常に解りにくい結末だった。

前作「赤死病の仮面」 (1964)も終盤にいきなりアート&哲学的映画に転換して面食らったが、ビジュアルが突き抜けていたのでそれなりに納得できた。しかし本作の場合は解りにくさが勝ってしまった。黒猫とライジーアも何らかの関係がありそうに匂わせているが今一つ解らなかった。

おそらく、コーマン監督の幻想表現の文法が自分に合わないのだと思う。監督自身は満足していて本作の幻想演出を称賛する海外レビュアーも多いのだ。

ポー原作怪奇映画シリーズ全8作の中で、個人的には「恐怖の振り子」(1961)がベストだった。

※同年のイギリス製ホラーとしてはハマー・プロ×テレンス・フィッシャー監督の「妖女ゴーゴン」(1964)が有名。本作と比較することで両者の個性が際立つようで興味深い。