オールスターキャストにつられて観てしまった、イタリア版B級「遠すぎた橋」。
ベルリンオリンピックで友情を誓った男女が、戦争で敵味方に別れて戦う皮肉を描いた作品。
が、正直、このエピソードはストーリーに生かされていない。
テレビ放映時のタイトルは、「巨大なる戦線」だった。
オープニングに流れる、「遠すぎた橋」をチープにした様なテーマ曲。
しかし、キャストは豪華で、ヘンリー・フォンダ、息子役のレイ・ラヴロックを始め、ジュリアーノ・ジェンマ、ジョン・ヒューストン、ステイシー・キーチ、サマンサ・エッガー、そしてヘルムート・バーガー等々。
ヘルムート・バーガーは、“真面目な”ナチス将校を演じている。
また、戦闘場面もなかなか迫力がある。
群像劇としては今ひとつ。
ちなみに、この映画のパッケージ(ポスター)、ダサ過ぎ。
(いかにも…って感じです。)
同監督の類似作品「戦争と友情」は評価が高そうなので、機会があれば観たいです。