とぽとぽ

シュザンヌの生き方のとぽとぽのレビュー・感想・評価

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)
3.0
教訓 : 結局そのときどきで感じるままに自分らしく生きたもん勝ち
「貸して」「お金を持っているから遊ぼう、たかろう」などとお金の絡む(友達)付き合いはやめておけ!

リアルな男のクソさから始まり軽蔑心。「しつこい女に好かれるんだ」クドきやすい女の子にばかり手を出すギヨーム。ベルトランだったらキレてる。勉強があるって言ってるのに無理やり連れ出して放っておかれて向こうはよろしくやって楽しんでいる。送ってやるから。一方で女性に感じるもっと自分のことを大切にしてほしいとか、すぐなびく自尊心の無さ。端的に表すものとしてのお金。いつデートする?お金のことなら心配しないで。避けても逃げても待ち構えている、その繰り返し。確かにウンザリしていそう。羽振りのいいときは奢ってくれても、すっからかんになると身ぐるみ剥がそうとしてくるだろう。けどそれすらも被害妄想で結局のところ、そうやって色々とこねくり回してる自分が一番惨めなのかも。
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