ゆうた

知りすぎた少女のゆうたのレビュー・感想・評価

知りすぎた少女(1963年製作の映画)
3.0
話自体はそれほどでもないんだけど、モノクロの映像と相まって恐怖感はよく表現できてる。
なにより展開が早くていい。
ローマ行きの機内で隣に座った男からタバコをもらって吸うも、空港到着早々、その男がマリファナ所持で連行。ラリった状態で叔母の家へ行くと、叔母は病気で床に伏している。その夜、なんと叔母が急死。あわてて主治医に電話をするが、雷雨のせいで繋がらない。病院はすぐそばなので歩いて向かおうとスペイン広場に向かう階段降りていると引ったくりに襲われてしまう。揉み合いになったあげく、ヒロインは地面に頭を強打して気絶。鐘の音で目を覚まふと、朦朧とした視界の中で、男から逃げ惑う女の姿が見える。男は女の背中に刺さったナイフを抜き取り、女を抱えてどこかへ行ってしまった。ここで再びヒロインご気絶。
という具合に、嘘みたいな怒涛の一日で物語が始まる。
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