「ホーク/B計画」に次ぐ"地下鉄サリン事件"ネタをぶち込んだ香港産アクション映画
架空の国ラベニアを舞台に"教祖奪還を試みる日本のカルト教団VS混乱に乗じて邪魔者抹殺を計画する保安局長VS左遷させられた工作員"の三つ巴の戦いを描く
東ヨーロッパでの大々ロケーションを敢行しているにもかかわらず、やってる事は香港と変わらない
カンフーアクション、ガンアクション、カーアクションの豪華3種盛り
しかも絶え間なく繰り広げられるので、バイキング料理を90分間口の中に押し込まれているかのようなボリューム満点の出来
ワイヤーアクションはハリウッドから日本映画まで幅広く手掛けたチン・シウトンが担当
個人的に木から転落する敵を射殺するシーンでカメラがグルグル回転する演出がお気に入り
しかし"天安門事件により国外脱出した元カノと再会"みたいな時事ネタラブストーリーは余計だった