ナツミオ

ゴキブリ刑事のナツミオのレビュー・感想・評価

ゴキブリ刑事(1973年製作の映画)
3.5
WOWOW鑑賞
特集「渡哲也を偲んで」

ゴキブリ(暴力団)を狩ることから“ゴキブリ刑事”と呼ばれるはみ出し刑事・公安部特捜本部の鳴神涼の活躍。
意外に面白かった‼️

1973年東映・石原プロ
監督 小谷承靖(つぐのぶ)
脚本 剣持亘
原作 新岡勲・芳文社『週刊漫画TIMES増刊』『ゴキブリ刑事』
出演 渡哲也 加賀まりこ 地井武男 大門正明 神山繁 仲谷昇

(あらすじ・KINENOTEより)
茨城県のとある産業都市では表向きは鮫島産業として、裏では麻薬を扱う暴力団鮫島組が実権を握っていた。この街に鳴海刑事(渡)が赴任してきた。署長表彰15回、警視総監賞4回、停職3回、減給6回、戒告9回、訓戒25回という経歴の刑事で、ゴキブリの如き暴力団狩り専門の男で暴力団からは“ゴキブリ刑事”と恐れられている。そしてもう一人、鳴海の非情な捜査によって恋人を殺され、鳴海を仇と狙っている杉本裕子(加賀)が鳴海を追いかけてやって来た。鳴海が就任早早、交番の巡査が何者かに襲われピストルを強奪される事件が発生した。鳴海は捜査を開始した。署長(神山)は鳴海と同行を希望する若い香月(大門)を外し、腕利きの武井刑事(地井)を鳴海の相棒としてつけた。

原作から役名を変えハードボイルド色を強くしたバイオレンス・アクション作品。

朝たまたま放送していて、タイトルに目を奪われて鑑賞。
渡哲也の西部警察・大門軍団の基礎(角刈り、サングラス、カーアクション、銃撃戦)が観られるアクション・刑事物。

後半の同僚刑事のマシンガンでの射殺、ダンプとのチェース、ブルドーザーで車ごといたぶられクレーンで宙吊りからの脱出シーン、ラストのブルドーザーで鮫島組事務所を攻撃など見所満載で面白い。

1970年代当時の風景や車、ヘアスタイル、ファッションなど楽しめるノスタルジックな作品。
2作目も続いて鑑賞‼️
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