sumicco

最後の銃撃のsumiccoのレビュー・感想・評価

最後の銃撃(2009年製作の映画)
3.4
引退して20年経つヒットマンと
引退間近の老刑事の
最後の攻防戦を描くマフィア映画。

マーティン・スコセッシ監督の下で
ハードボイルドを幾度も演じた脇役、
フランク・ヴィンセントが
人生の最後に残した主演作品です。


ゴリッゴリの渋い作りで
マフィア臭のしないカットは皆無です。
誰のことも信じられないし
簡単にドンパチ始まります。

そして
”シカゴタイプライター” も登場!


銃には全然詳しくないのに
ただ知っている名前というだけで
テンションが上がっています(笑)


フランク・ヴィンセントへの
正直な感想はというと
うん、華には欠けていたかなあ。
演技は渋くてよかったのに
語りの部分が軽く聞こえるところが特に。

でも
”すでに落ちぶれた殺し屋” だから逆に
それでよかったのかも、と
思い直すラストでした。
sumicco

sumicco