McGuffinマクガフィン

素直な悪女のMcGuffinマクガフィンのレビュー・感想・評価

素直な悪女(1956年製作の映画)
3.4
バルドーがセックスシンボルと呼ばれるようになった作品。
当時22歳だったバルドーはロジェ・バディム監督と結婚していたが、撮影中ジャン=ルイ・トランティニャンと恋に落ちた。(ジャンも既婚者だった)
ということでプライベートもなかなかすごい。

映画でもバルドーを巡ってあれこれ問題が起きる。意中の男性の弟と結婚。スカーレット・オハラみたい。
自分を蔑む大人には嫌な態度を取るが、動物や子供には優しい。これって悪女かな?
強烈な往復ビンタ(フリだけど)。孤児だし心から愛して叱ってくれる人を求めてたのかな。

「可愛い悪女」としてリメイクしているとのことだけど、全然違うのでこれを下敷きにハリウッド風に大幅にアレンジしたという感じかな。本作は孤児院に送り返されないために結婚。リメイク版は仮出所のために結婚。