このレビューはネタバレを含みます
ヴィスコンティのネオレアリズモ時代の代表作。本作以後はゴージャスな貴族主義に向かうので、本作はヴィスコンティにとって最後の貧困モノガーエー。
3時間と尺が長く、正直かったるかったですが、観応えは…
テレビでアラン・ドロン特集があるたびにハイライトシーンのみ細切れで観たことはあったけど何せ長過ぎて心と時間の余裕がないと簡単に観ることが出来なかった。
以前ロック・ハドソンのことを完璧な二枚目とし…
長男を頼って貧しい故郷からミラノにやって来た母親と兄弟。冒頭は和気あいあいでコメディかと思うほどなのに、兄弟と1人の女性が出会ってから、運命が大きく変わっていく。
古い作品なのにこんなに面白いのかと…
【瓦解と郷愁】
イタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の1960年の代表作。巨匠ヴィスコンティがイタリアに存在する南北格差の問題を真正面から取上げ、南部の家族の崩壊を描いた壮大な叙事詩。 5人兄…