くぅー

ヒマラヤ、風がとどまる所のくぅーのレビュー・感想・評価

ヒマラヤ、風がとどまる所(2008年製作の映画)
3.5
いきなり名優チェ・ミンシクのどアップで始まる…疲弊した表情が全てを物語り、ラストまで独壇場で名優たらしめる演技を披露する。

ある意味、ドキュメンタリーの様な展開で、必要最低限の映像で導入部を語り、ヒマラヤに移動してからもそれはさらに顕著になり…見方によっては退屈だし、違和感はあるかもしれない。

しかし、ヒマラヤの神々しい所以と、主人公の中を流れる感じ取れれば、最後に見せる表情の違いは理解できるであろう。

そして、チョン・スイル監督作品に初挑戦だったが、確かに孤高だよなぁ。
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