Toineの感想文

バーサーカーのToineの感想文のレビュー・感想・評価

バーサーカー(2004年製作の映画)
4.0
【世紀末パンクからくり屋敷】
すっごく面白かったんですけど😆
そして邦題が的を得ていてナイスでございます。
さすがアルバトロス様。

みんな大好き「悪魔のいけにえ(1974)」インスパイアものなんだろうなというのは伝わりましたが最初から最後まで終始意味が分からなかったです。
少しだけ「吐きだめの悪魔(1986)」みも感じました。
意味不明なんだけれどキチ○イとの追いかけっこからのマシューくん真っ二つの流れに爆笑🤣🤣
おおお面白すぎる!
ギャグセン高くて完全に心を掴まれました。

殺人鬼とか変態とかストーカーとかそんな危ない人と追いかけっこしてる映画が大好きです♡
疾走感がたまんないー♡ヒャッハー♡
こちらの作品は追いかけっこが何回もあって俳優さん方が体を張って頑張っていらっしゃるのがビンビンに伝わって来たので好感度が高いです。
追いかけっこ描写やバイク、バイカーもやたら出てくるので監督はきっと走り屋。
スピード狂の香りがいたします。

登場人物は心優しいブレインたんが可愛かったなー♬
貢ぎ体質の癒やし系でした。
ヒロインのティナちゃんもハートが強くて好きです。
そして突如登場した"クリエイター"とかいう首無しマッチョww
あなた誰ですか?w
何かずっと中途半端なボディビルのポーズ取りみたいな動きを繰り返しながら首が無いのに喋ってたし。
ちなみにボディビルのポーズで好きなのはフロントダブルバイセップスとアブドミナルアンドサイです。

ちゃんと人体破壊描写もありで、軽率に人体をサクサク切り付けて行くし首や腕も飛び散らかりますが予算や技術の関係か血糊が少な過ぎるのが残念かつ笑えました。
もっと真っ赤っ赤にぶちまけんかい。
あ、でも血しぶきやゲ○がカメラのレンズに向かって飛ぶ演出と香港映画のような爆破シーンの数々(ほぼCG)は非常に良かったです。

エンドクレジットの数分間がずっとティナちゃんの絶叫でした。
しかもアカペラ。独唱。
勝手ながらティナちゃんの喉が心配になりました。
こんなことさせて監督は鬼だと思いましたね。
個人的にかなり推せるC級映画です。