片腕マシンボーイ

バーサーカーの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

バーサーカー(2004年製作の映画)
3.3
エンドロールで流れるんが音楽で無しにひたすら悲鳴だけってのが良いよな!

家族旅行中に畜生一家にとっ捕まって酷い目あうよ!って話

フォロワーさんが愛すべき糞映画としてレビューしていたので、もぅ…仕方ないなぁ、ぺろぺろ、の精神で鑑賞
もうどうしよもないビチ糞映画でした!

名作「悪魔のいけにえ」のアホなとこだけを100倍に膨らまして、膨らまして、膨らまして、膨らまし過ぎた挙句に爆発したような作品なんですがね
いかんせん殺人一家にも被害者家族にもその他の人々にもド級のバカしか出てこないもんやからなかしこちゃんのマシンボーイには理解が及ばないことばかりが起こってアタフタしたぞぉ…

特にな、ブレイン!殺人鬼一家の良心ともいえるブレインの馬鹿っぷりといったら…その巨大なカリフラワーみたいな脳味噌はただの飾りか?狂った家族から逃げ出して自由に暮らしてみたいと夢見るブレインの頭の中に浮かぶのは、何故か街の中をタプタプの贅肉を振り乱し全裸で駆け抜ける己の姿…モザイク無しでチンコもプランプラン乱れております!ゲラゲラ
ブレインも馬鹿だが、これをゲリラ撮影した監督も馬鹿よな、酔った勢い?
そんなブレインは最期も哀れ過ぎましてね、わかりやす過ぎる弱点に開いた口が塞がりませんよな…スンスン

皿を投げて人を殺す小人のプレートもなかなかのポンコツ、お皿と殺人鬼が印象的な作品と言えば、河崎実監督の「トンデモホラーシリーズ あっ!お皿に首が乗っている!」が直ぐに思い出されますよね!そう、美容師殺人鬼のたっくん(斎藤工)の首が皿に乗って宙を舞うあの伝説の作品ですよ!ぺろぺろ
しかし、「あっ!お皿に首が乗っている!」と違い本作にはたっくんも出てこないし、何より皿を投げてぶつけるだけで全く面白味が無いのです!何故皿?うんこ投げた方が俄然おもろいしダメージもデカいで?ってか皿でバランスとるやつ明らかに接着剤でくっついてるやん!なんなん?ぷんすか!

最強殺人鬼サージョンは割とまともな仮面殺人鬼で唯一の戦力として頑張ってたけど、うん逆に普通で影薄かったわ…
そして彼らを纏める母親的な司令塔のおばさまもな、「マザーズデー」のキチガイママのキュートな笑顔に比べるとイマイチキャラが薄かったかなぁ
ん?黒幕クリエイター?もういいわ…飽きた!

逆にマシンボーイがキュンしたんは殺人一家に仲間を殺されて復讐に燃える?老人バイカー軍団かなぁ!いい歳して血気盛んなんやけどな、なんだかんだゆる〜くてやな、のんびりしているうちに次々とドッカーンつってぶっ殺されてしまうんや…スンスン
とはいえタダじゃ転ばんかったけどな!プレートに散々馬鹿にされて激怒したジジイがなババアの声援を背に服を脱ぎ捨てプレートとタイマンするシーンはマシンボーイめちゃ好きや!ジジイと小人の迫力?のどつきあいにゲラゲラしかなかったよなぁ!

この映画はジジイバイカーズが殺人一家ん家に殴り込みかけるシーンとエンドロールがいっちゃん好き!
逆に好きなハズのチンコシーンはなんか見ていて哀しい気持ちになった…まぁチンコシーンだけは2回観たけど

そんなこんなで、油そばとかアメリカンピザとかすた丼みたいな高カロリーかつ不健康かつギットギトな馬鹿映画やったんで、不摂生万歳なホラー馬鹿は是非みてくれよな!繊細なマシンボーイはもちろん胃もたれしたわ…スンスン