バーサーカーのlena9040のネタバレレビュー・内容・結末

当時中学生だった僕は、近所に初めてTSUTAYAが出来たことにより、毎週のように映画を借りていた。時にはジャケットを見て作品を選んでいたが、この「バーサーカー」もその一つ。
えらいものを観ちまった。
全てを観終わった時にそう思った。
近年だと、「ムカデ人間」を観たときに同じことを思った。

ジャケットに写っているヤツが、ジェイソンやレザーフェイスのように暴れまわる映画だと思っていたら、そんなことはない。
そこには、不気味で変態しか出てこないとんでもない狂気に満ちた世界観。

そしてトドメのエンドロール。
エンドロールは全部観る派なのだが、こんなにも観ていて苦痛に思ったことはなかった。
後にも先にも同じ映画などないだろう。というか、作らない方がいい。

しかし、定期的に観たくなってしまう恐ろしい映画だ。アルバトロスの映画の中でも個人的にかなり好きな映画。