レッドキング

ザカリーに捧ぐのレッドキングのレビュー・感想・評価

ザカリーに捧ぐ(2008年製作の映画)
4.0
冒頭、映画監督がザカリーという赤ん坊に向けて「君の父親がどんなに素晴らしい人かを今から紹介するね!」と父親の家族や友人にインタビューをして回る。
「君のお父さん(アンドリュー)はこんなに周りの人から愛されていたんだ。でも、君は会うことができないんだ。なぜなら君のお父さんは、もうこの世にいないのだから…。」

アンドリューはある日、病院の広場で射殺されていた。
彼の両親も一人息子の死の悲しみから立ち直れずにいたが、犯人が逮捕されたことから事態は急展開。
犯人は彼の元恋人シャーリー、しかも彼との子どもを妊娠していた。
そう、その赤ん坊こそがザカリーだったのだ。

この映画は元々、不遇な人生でも自分の父親は素敵な人だったと誇りを持って生きてほしいという思いで
ザカリーが大きくなってから見せようと、アンドリューの友人である監督が撮影したホームビデオだった。
なぜザカリーに向けて見せるはずだったホームビデオが、このような形で全米公開されることになったのか…。

映画自体は日本では未公開ですが
Youtubeではこの動画が前後編で見られます。
予想されうる最悪の事態の連続なので、気持ちが落ち込んでる時に観るのは非常に危険です!
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