Miko

ザカリーに捧ぐのMikoのレビュー・感想・評価

ザカリーに捧ぐ(2008年製作の映画)
5.0
Rotten tomatoesのレビューでこんなに腹が立つドキュメンタリーはないっていうコメントが多かったのでとても気になっていて今日やっと見ました。(VPNを無茶苦茶駆使して観たので日本にいながら見るのはとても苦労すると思います。)

最初アンドリューの殺人事件の話で、え?ザカリーは誰?ってなってたらそういうことかって鳥肌。さらにこの映画を撮影している最中に更なる悲劇が起こり本末転倒衝撃ドキュメンタリー。
なんかところどころ映像が止まったり暖かい笑顔いっぱいのホームビデオから音楽がホラーっぽくなったり、エンディングのディズニー映画みたいなハッピー調の音楽とかなんかすごく不気味に感じてしまうところがあってなんか闇が深い映画だった。
なんか映画から溢れ出てるエネルギーが不穏すぎて1人でトイレ行くのも怖くなりそうなほどトラウマです。(映画の内容自体は私たちが生きているこの世の中がどれだけ闇深く不平等かを語っていると思います。)
途中でこれはひょっとしたらモキュメンタリーなんじゃないかとか思い始めるほどなんか不快で不穏で胸糞の悪い映画でした。結局怖いのは人間なんですね。
なんか本当に最後の実際の現場らしき写真とか生々しくて本当にどのホラー映画より恐ろしく見えた。

実話っていうこともあって今まで観た映画の中で一番嫌な気持ちになる映画でした。
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