1970年 オハイオ州マーシャル大学アメフト部員やコーチ75名が飛行機事故で亡くなったという実話。
なんて事でしょう···
もう ここでわたしは心がもっていかれてしまいました。
町中が失意の中
事故を免れた部員ネイト(アンソニーマッキー)が主軸となり
チームの再建に立ち上がる。
ジャック·レンゲル(マシュー・マコノヒー)が彼等の力になりたいと
コーチとして志願する。
学長がNCAA(全米大学体育協会)に掛け合い
畑違いでもジャンルを問わずに有望な選手を集める様は
観ててこちらもわくわくしてくる。
仲間たちは親睦を深めて
コーチ陣は戦術を勉強し
事故の翌年には 新メンバーで初戦を迎えるのが凄いです。
残った選手たちの葛藤と
最愛の者を亡くした親や恋人の苦悩。
多くの選手たちをスカウトしたが
ほとんどが帰らぬ人となってしまったスカウトマンの後悔
色々な想いを抱えながら
マーシャル大学新アメフト部に希望を託す。
街のみんなが あの時で止まらずに
歩き出そうとする姿に心が打たれます。
「We Are Marshall！」
熱い試合だった！感動！
これは アメフト部と町全体の物語だから
タイトルに「マシュー・マコノヒー」はいらない。
けれども 彼の演技が最高にいい。
