みちろう

ベン・ハーのみちろうのレビュー・感想・評価

ベン・ハー(1959年製作の映画)
4.1
ローマ人がユダヤ人を支配していた紀元前、親友に裏切られたジュダベンハーが家族を取り戻すために様々な苦難に立ち向かうストーリーにキリストの誕生から死と復活の神話を交えていく内容。3時間半の大作、60年以上前の映画だけどそれなりに壮大で面白かった。
キリスト教の話が結構絡んでくると聞いて内容が理解できるか心配したけど知識がなくても全然観れた。ただ知ってた方がもっと映画を堪能できたと思う作り。聖書について知りたくなる。

今のようなCGが無い時代にあれだけの聴衆や巨大な建物をどうやったか知らないけど再現してるのは本当に圧巻。むしろCGが無いからこそ闘技場のシーンとか迫力が凄かった。こういうスケールの大きい映画でしか見れない部分が特別感あって鑑賞中はちょっぴり贅沢な気分に笑。

半世紀以上前の大作っていう時代背景やキリストをモチーフにした作風などが結構興味深くてそこらへんも単に長いだけの映画じゃないと感じた要素
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