【三島の肉体コンプレックス】
三島由紀夫原作の映画化。
三島由紀夫は純文学作家ということになっているけど、実は「通俗小説」も結構書いていた。
これは当時の「純文学作家」にはよくあったことで、「純…
凄い 小説の映像化、その果てのなさへのアンサーとしての一種の鋭利さが、傷を負ったまま丸ごと一人立ちしてる感覚がとても誠実に感じられた 室内外の魅せ方を思い返すだけでドキドキが止まらなくなる 手の甲で…
>>続きを読む2021/11/6
妙子演じる岸田今日子のマダム然とした上品さ、千吉演じる山崎努の野性味溢れる荒々しさ、どちらも魅力的で二人ともがハマリ役。特に前者は、湧き上がる嫉妬心と自制心、それを隠す凛とした佇…
洋装店を経営する元華族の妙子(岸田今日子)とゲイバーでバーテンダーを勤める青年の千吉(山崎努)による恋愛物語。
今回『東宝青春映画の系譜(きらめき)』と題して多くの作品が上映されているけれど、岸田今…
両者間での主導権の移り具合が見どころ。ギャップ萌えで籠絡を図る山﨑努。この頃は刺されそうな役が似合う。岸田今日子の生活感の無さは流石。高速の下をゆくショットが美しい。
ヒロインが内省的になるとバック…
195 2020/11/19 新文芸坐
お金と時間を持て余したマダムとゲイバーで働く苦学生の恋と駆け引き。
ヘプバーン風ファッションが美しい岸田今日子、知性と品を備え小粋と美学で本音を押し殺すのが…
何年も前に小説で読んだ時はそんなに面白いとは思わなかったが、意外と映画映えする作品で面白かった。金持ち年増たちの優雅な生活と、新宿の猥雑な街とのコントラストとか、とてもスペクタクル。
抽象的な空間描…
20210206、2回目
〜〜〜
これは、しゅごい
アナザー・サイド・オブ・『熱愛者』の趣もあり
初めて名を知った木下亮、寡作で監督作4本のみのようだが、これはよくやった
珍しい気がするが青山…