Yui

影なき狙撃者のYuiのレビュー・感想・評価

影なき狙撃者(1962年製作の映画)
3.5
朝鮮戦争時代、アメリカ軍のある部隊が丸ごと敵の捕虜となってしまう。そして、ソ連・中国・北朝鮮という「悪の枢軸」によって、捕虜たちは洗脳され、暗殺者に仕立て上げられ、あるキーワードを目にすると、無意識に殺人を犯すようにプログラムされていたのだった…。

60年前にこの作品はかなり画期的でセンセーショナルだったんじゃないかなぁ。スパイスリラーな作品だったけど、なかなか面白かった。なかなか反共産党な作品なので、勝手に色々想像してヒヤヒヤもしました。こんなに喧嘩売って大丈夫なのかなって…🙄

洗脳の「現実」と「幻想」が観ていて面白いので、その面白さが怖かった。実際こんなんだったら恐ろしすぎる!

ただ、命令遂行の為のトリガーはちょっと弱いかな。考えたんだろうけど、このトリガーでは他の場面でもおかしな事になってしまう可能性大だと思う。時代も時代だし、今より多く触れる機会がありそう🤔

ちょっと雑さも目立つし、テンポも良いとは言えないけど、真面目にサスペンスとしても観れるし、現代から観ると、一歩引いてコメディのようにも観られる映画だと思います。

ラストはゾッとするし、お母さんが怖い😱💦

あと、フランク・シナトラって、歌手オンリーだと思ってたら、めちゃくちゃ映画に出てるのね🙄これは知りませんでした~!




2022-162
Yui

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