エマ・ストーンの出世作ともいうべき映画だが、はっきりいってエマ以外の見所が全然なかった気が... ちょっと見栄を張ったがために学園内で周囲から浮き、という話だが、いたって普通で真面目な主人公オリーヴに比べて周りの人間が(両親も含めて)妙ちくりん過ぎて、おまけにスクールカーストの下層にいそうな設定の役に一番綺麗なエマ・ストーンというアンバランスさもあり、ただただ「ねたみの声があるのでしょう」という感じにしか映らない(笑)。という事で収穫はこの頃からクルクルと変わる豊かな表情で楽しませてくれたエマの存在のみ。